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総合研究センター:生命・機能物質部門 生体機能解析分野 実験実習機器施設

本施設には形態系、生化学系、免疫系、生理系の各系に、それぞれの研究分野に必要な大型機器が完備されており、それらの設備及び機器の管理運営業務を通じて、本学の研究及び教育の進展に寄与することが設立目的となっています。特に研究においては国際的な研究水準を保つことができる環境を整備することを目標としています。
本施設を利用する方には、各系の専門の技術職員が、機器使用法や使用上のルールを説明しますので、目的とする機器の性能を最大限に活かした利用法を習得することができます。また、実験技術の指導、Webシステムの構築及び受託業務などを行っており、ユーザーの研究の遂行に寄与できる運営制度を整えています。

研究内容

・非翻訳RNAと疾患発症
非翻訳RNAのひとつであるmicroRNA (miRNA)は21-24塩基からなる小分子RNAで、相補的、一部相補的なメッセンジャーRNA (mRNA)の翻訳を抑制する。この機能を通じて、miRNAは細胞の分化、増殖、アポトーシス等に関与することが分かっており、がん、筋疾患、糖尿病等、様々な疾患発症への関与が見出されている。

miRNAの生合成経路に関しては以下のことが明らかとなっている。
miRNAの初期転写産物 (pri-miRNA) はDrosha/DGCR8からなるマイクロプロセッサーにより前駆体miRNA (pre-miRNA) へプロセッシングされる。pre-miRNAは細胞質に輸送された後、さらにプロセッシングを受け、成熟型miRNAとなる。
我々は、二本鎖RNA結合タンパク質複合体であるNF90-NF45が発現増加すると当該タンパク質複合体がpri-miRNAに結合し、マイクロプロセッサーのpri-miRNAへの接近を阻害することで、miRNAの生合成を負に制御することを見出した(Sakamoto et al. MCB. 2009)(Todaka et al. MCB 2015)。
この知見をもとに我々は、高発現したNF90-NF45はmiRNAの生合成制御を介して、様々な疾患発症に影響を及ぼすのではないかと想定し、その検証を進めている (Higuchi et al.JBC. 2016)。

スタッフ紹介

副部門長・准教授:坂本 修士  〈研究者総覧へ〉
助 教:樋口 琢磨 〈研究者総覧へ〉

総合研究センター:生命・機能物質部門 実験実習機器施設

総合研究センター:生命・機能物質部門
生体機能解析分野 実験実習機器施設
http://www.kochi-ms.ac.jp/~ct_mrc/
TEL:088-880-2429:実験実習機器施設
TEL:088-880-2432:RI実験施設
TEL:088-880-2767:専任教員実験室