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生化学

研究室紹介

生化学講座では、独創的かつ創造的な研究と、世界最高水準の教育を通じて、豊かな人間性をもつ、高度の知識技能を身に付けた医学研究者および臨床医を育成することを目指しています。
基礎医学研究が当教室の最も重要な活動です。したがって、教育もこれに関して行います。
医学科学生は、生化学と分子生物学の基本的概念を学び、生体分子がどのように生命体を組織するかを理解します。さまざまな病気の発症メカニズムについても学びます。

修士課程医科学専攻および博士課程医学専攻大学院生は、研究に必要な科学的思考や基礎的知識を習得し、教員の指導のもとに研究を行うことによって、古典的な方法から最新技術まで多種多様な実験手法を学びます。生化学講座で行われている研究プロジェクトの分野は、糖鎖生物学、脂質生物学、神経生化学、生殖発生生物学、腫瘍生物学に大別されます。分子から個体レベルにいたる広範な生物学的問題を扱っています。

研究内容

生化学講座では、糖鎖生物学と脂質生物学を研究しています。糖や脂質は、エネルギー代謝のみならず、生命体の構成体として、とくに細胞膜の構成成分として重要な役割をはたしています。このような生命体を構築する糖鎖や脂質は、遺伝子で定義されているのではなくて、遺伝子の直接産物である酵素タンパク質のはたらきによって、鋳型なしに形成されます。この観点から、糖鎖や脂質はゲノムから生物が出来るちょうど中間的な存在であり、生命を作る自己組織化を研究するための最適の対象といえます。

細胞膜の構造は均一ではなく、特定の糖脂質や糖タンパク質が会合して形成される、機能的に異なる膜マイクロドメイン構造が存在しており、細胞接着やシグナル伝達のためのプラットフォームを提供しています。当研究室では、膜マイクロドメインを研究対象として、生体分子の自己組織化を研究しています。このため、膜マイクロドメインに対する抗体の作製やEMARS法(生細胞の細胞膜上で会合する分子を同定する方法)の開発を通して膜マイクロドメインの可視化を行い、発生・分化、神経、癌、ウイルス感染、免疫などの重要な生命現象における膜マイクロドメイン機能に関わる糖鎖と脂質の役割を解明することを目指しています。

スタッフ紹介

教 授:本家 孝一 〈研究者総覧へ〉
准教授:戸田 勝已 〈研究者総覧へ〉
講 師:太田 信哉 〈研究者総覧へ〉
助 教:宮原 馨 〈研究者総覧へ〉
助 教:久下 英明 〈研究者総覧へ〉
高知大学医学部 生化学講座

高知大学医学部 生化学
http://www.kochi-ms.ac.jp/~ff_bichm/

TEL:088-880-2588
FAX:088-880-2314