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環境保健学コース

1.目  的

 環境保健学は、環境因子による健康影響について総合的に研究する学問であり、毒性学に基づく基礎的研究と地域住民や産業現場における環境因子による健康影響の疫学研究が行われている。環境保健学においては、環境疫学、産業疫学のように疫学的手法を一般住民の環境因子に関わる研究、産業現場における環境因子に関わる疫学研究がなされてきており、公害や産業中毒の因果関係が明らかにされてきた。また、栄養疫学を通して、栄養素の欠乏症、過剰症も示されてきている。現在、疫学はトランスレーショナルリサーチに必要な臨床試験をはじめとして、エビデンスに基づく医療の提供のために広く利用されるようになった。今後この傾向は益々強まり、疫学に関する基本的知識を持ち、臨床研究で活躍する専門家の養成はニーズが高まっていくことが容易に予見できる。本コースは、環境保健学に主軸を置きつつ、疫学の基礎を習得させるとともに、臨床疫学や臨床試験学を選択科目として用意することで、臨床疫学の実務者養成に必要な素養も身に付けることを可能にする。

2.アドミッションポリシー

医科学専攻(修士課程)環境保健学コースでは、その目的に基づき、次のような学生を求めます。

(1) 環境に起因する疾病の予防、診断、治療に関わる研究に従事したいと思っている人
(2) 産業医、産業歯科医、産業看護職、産業衛生技術者等の産業保健スタッフとして、職場の疾病予防対策に従事したいと思っている人
(3) 中央行政機関、地方自治体等において、環境に起因する疾病の対策に取り組みたいと思っている人
(4) 国際機関において、環境に起因する疾病の対策に取り組みたいと思っている人
(5) 臨床試験と臨床研究を専門的視点で実施するために必要な知識と技能を身に付けたいと思っている人

3.ディプロマポリシー

(1)環境に起因する疾病の予防、診断、治療に関する専門的知識と技能を発揮して、実務家として取り組むことができる。
(2)産業保健の現場において、職業性疾病と作業関連疾患についての予防、診断、治療に関して専門性を発揮できる。
(3)臨床研究において、疫学的手法を生かした研究計画立案、遂行などの実務に携わることができる。
(4)公衆衛生の5つの分野においての実務家として、環境保健学の専門性を発揮できる。

4.研究指導教員及び主たる研究内容

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