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お知らせ(2013年度)

眼科学講座 石田わかさんが日本眼炎症学会学術奨励賞を受賞し、受賞講演を行い
ました。

 眼科学講座 石田わかさん(総合人間自然科学研究科医学専攻博士課程3年生)が、平成25年7月に開催された第47回日本眼炎症学会で学術奨励賞受賞講演を行いました。
 日本眼炎症学会学術奨励賞は眼炎症に関する優れた内容の研究を行った若手研究者の中から若干名に授与される名誉ある賞です。本学眼科講座においては福島敦樹教授、福田憲准教授、角環学内講師に続く4人目受賞の快挙です。


【受賞講演】
「実験的自己免疫性ふどう膜炎を制御する分子について」

ぶどう膜炎の発症に関与するIFN-γ産生Tヘルパー1(Th1)細胞およびIL-17産生Tヘルパー17(Th17)細胞を制御すると考えられるmicroRNA(miRNA)や、Notch受容体のリガンドであるDelta-like ligand 4(Dll4)の研究成果について発表しました。具体的には、ぶどう膜炎のモデルマウスを用いてmiRNAやDll4がぶどう膜炎の発症にどのような役割を果たすかを検討し、miRNAは炎症局所でぶどう膜炎の発症を調節している可能性があることや、Dll4の阻害はTh1およびTh17への分化を抑制しぶどう膜炎の発症を抑えることを明らかにしました。miRNAやDll4を含め、Th1およびTh17応答の活性化を抑制する分子メカニズムの解明は、難治性ぶどう膜炎に対する治療法の開発に有用であることを示しました。


7月13日受賞発表後 大阪国際会場にて
眼科学講座福島敦樹教授(左)と 石田わかさん(右)
招待講演にお招きしたアメリカ国立衛生研究所の
Robert B.Nussenblatt先生(左)と石田わかさん(右)