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お知らせ(2014年度)

皮膚科 山本真有子助教の論文が米国および欧州研究皮膚科学会雑誌Journal of Investigative Dermatology誌に米国時間2014年9月24日受理され、受理論文速報として上記学術誌ホームページ上に同9月30日掲載されました。

 Psoriatic inflammation facilitates the onset of arthritis in a mouse model(モデルマウスを用いた関節症性乾癬の病態解明)の要旨

 乾癬全体の10−20%に生じる非リウマチ性の関節炎は関節症性乾癬とよばれ、皮膚症状に加えて手足や腰、膝関節などの痛みや変形のために患者さんの生活の質が低下する難治性の疾患です。乾癬が先行する例が8割ですが、皮膚症状と関節症状との関連性については不明でした。
 我々は世界で初めて、乾癬モデルマウスと関節炎モデルマウスを掛け合わせることにより、特に強い皮膚症状の下の関節には炎症が波及し、関節症性乾癬に似た病態を再現できることを見いだしました。これによって、乾癬の皮膚炎症が関節炎に及ぶことが実験的に示され、関節症性乾癬の予防、新治療法へのヒントが期待されます。