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お知らせ(2020年度)

新規近赤外線蛍光樹脂の内視鏡外科への応用に関する前臨床研究の成果が米国消化管内視鏡外科学会・欧州内視鏡外科学会の公式ジャーナル Surgical Endoscopyに掲載されました

 呼吸器外科学講座 穴山貴嗣病院教授・生理学(循環制御学)講座 佐藤隆幸教授らの研究チームは、2015年4月に高知大学医学部からプレスリリースした新規近赤外蛍光樹脂材料を応用し、食道・胃・大腸・尿管などに留置した蛍光樹脂の蛍光を内視鏡で可視化する技術の有用性を大動物実験モデルを用いた前臨床試験で証明しました。
 切除対象となる癌の周囲や手術で損傷が懸念される尿管などの器官に、一時的に蛍光樹脂を留置しそこから発せられる蛍光を可視化することで、将来、内視鏡外科やカテーテル治療の分野で、より安全かつ精密な治療の実現に貢献することを目指しています。
 この研究は高知大学医学部の複数の講座(呼吸器外科学講座・生理学(循環制御学)講座・泌尿器科学講座・外科学講座・附属光線医療センター)と国際医療福祉大学との共同研究として行われました。

Anayama T, Sato T, Hirohashi K, Miyazaki R, Yamamoto M, Okada H, Orihashi K, Inoue K, Kobayashi M, Yoshida M, Hanazaki K. Near-infrared fluorescent solid material for visualizing indwelling devices implanted for medical use. Surg Endosc. 2020 May 19. doi: 10.1007/s00464-020-07634-0.PMID: 32430529