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 平成23年を迎えました。高知大学に赴任して3年が過ぎ、一つの節目を迎えたように思っています。私たちの教室の中心テーマである職業性呼吸器病に関わる研究に加え、コンゴ民主共和国、インドネシア、ブラジル等との国際保健研究が少しずつ形になって表れてきています。四国の中でも産業保健分野においては、中心的な教室として他県の衛生・公衆衛生学教室と連携しながら、我が国の産業保健(occupational and environmental medicine)に関する活動・研究の蓄積を海外に発信していけるよう取り組んでいきたいと考えています。

 現在、環境医学教室では、修士・博士の学生に対して疫学や産業保健、環境医学といった内容の講義を英語で提供しています。世界中を回ってみると、我が国の経験を様々な資料とともに伝達することができれば、解決可能な問題が多くあることが分かります。欧米の公衆衛生大学院に比べると一つの大学で匹敵する教員を集めることは無理ですが、小粒でも内容のある教育を行えるよう邁進します。

 また、今年は小児の環境保健に関わるエコチル全国調査が1月末から開始されます。高知大学も医学部内にエコチルユニットセンターを設置し、地元の自治体や協力医療機関のご協力を得て3年間の調査参加登録とその後13年間の追跡を行ってまいります。現在、教室スタッフもこのエコチル調査専属スタッフを増員し、日夜準備に明け暮れております。我が国でこのように10万人という大規模な出生コホート研究がおこなわれるのは勿論初めてのことで、疫学研究の経験者である我々にとっても、様々な困難が既に襲いかかってきています。しかし、現場の方々から多くの建設的なご意見をいただき、一つ一つ整理していっているところです。若手の研究者も多く参加しますので、彼らにとっても大変貴重な経験をさせていただいています。皆さまのさらなるご支援を宜しくお願い致します。

 今年も"Think Globally, Act Locally."でスケールの大きな仕事を維新の震源地、高知から発信していきます。

平成23年1月4日
高知大学教育研究部医療学系医学部門
医療学講座環境医学分野
教授 菅 沼 成 文
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