硬膜外腔穿刺の確認方法に関する研究
硬膜外麻酔が普及し、多くの症例で使用されるようになりました。硬膜外腔穿刺の際に最も利用されるのが抵抗消失法(Loss-of-resistance)ですが、この方法は単に穿刺針の先端が靱帯を抜けてどこかの腔に届いたことしか確認できません。仮に胸腔に誤穿刺しても分からないのです。硬膜外麻酔が奏効しない場合でも造影などによってカテーテルの位置を確認することはまれですので、術後の単純レントゲンで脊椎近辺にあればきちんと挿入されていると好意的に解釈しがちです。
私たちはQueckenstedt法の原理を用いて硬膜外腔圧モニタリングにより簡便に硬膜外腔穿刺を確認する方法を考案し、その信頼性についても検討しています。
原著論文
Yokoyama T, Ushida T, Yamasaki F, Inoue S, Sluka KA.
Epidural puncture can be confirmed by the Queckenstedt test procedure in patients with cervical spinal canal stenosis.
Acta Anaesth Scand 2008;52:256-61
学会発表
A. Imoto, T. Yokoyama, T. Yatabe, K. Kido, K. Yamashita. Changes in epidural pressure according to E-QST and respiratory situations, Euroanaesthesia 2009 2009.6.6-9 Milan
