高知大学医学部 内分泌代謝・腎臓内科 第二内科

 

■腎疾患

3ヶ月以上持続する検尿異常(血尿・蛋白尿)や腎機能の低下は慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease;CKD)と言われていて、自覚症状が無い場合も多く、中には末期腎不全まで進行して透析が必要になる事もあります。また慢性腎臓病には、心血管疾患(心筋梗塞、心不全、脳卒中など)の発生率が高いことも分かってきました。

私たちは、検尿異常(血尿・蛋白尿)や腎機能低下で受診した患者様に対して、詳しい血液検査や尿検査、画像検査、腎生検などを行い、正確に診断した上で治療方針を決定しています。特に腎生検組織については毎月病理医と合同カンファレンスを行い、診断能力の向上に努めています。

主な対象疾患としては、急性腎炎、慢性腎炎(IgA腎症など)、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、腎硬化症、膠原病による腎障害などで、食事療法や血圧のコントロール、薬物療法を組み合わせて治療を行っています。慢性腎不全に対しては、2週間ほど入院していただき、食事療法(栄養指導)と血圧のコントロールを中心に生活習慣を改善し、末期腎不全への進行を遅らせる治療を行います。それでも末期腎不全へ進行した場合には、当院泌尿器科、ICUスタッフと協力して、血液透析や腹膜透析の導入も行っています。また、透析患者様が他科に入院した場合の透析も行っています。

■関節リウマチ・膠原病

関節リウマチや膠原病は最近、数多くの新しい治療法が開発されている、進歩の著しい領域の一つです。

関節リウマチについては、関節破壊が進行する前の早期の診断に努めています。患者様個々の状態に合わせて、抗リウマチ薬や免疫抑制療法を組み合わせて行い、難治例に対しては白血球除去療法(LCAP) や抗サイトカイン療法(レミケード、エンブレル、アクテムラ、ヒュミラ)などの最新の治療も行います。

膠原病については、血液検査や尿検査、画像検査により、正確な診断と全身状態の評価を行い、ステロイド薬や免疫抑制療法を組み合わせて治療を行います。全身性の疾患であるため、他科と協力して治療を行うこともあります。また、難治例には血漿交換療法や大量ガンマグロブリン療法なども行います。


▼腎生検(エコー図)▼

局所麻酔でエコーガイド下に経皮的針生検を行います。
1週間の入院が必要です。


▼血液透析の装置▼


リウマチ・膠原病・膠原病類似疾患

・関節リウマチ ・悪性関節リウマチ ・全身性エリテマトーデス
・多発性筋炎/皮膚筋炎 ・全身性硬化症 (強皮症) ・シェーグレン症候群
・抗リン脂質抗体症候群 ・混合性結合組織病 ・血管炎症候群
・ベーチェット病 ・成人スティル病 ・リウマチ性多発筋痛症
・脊椎関節症

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