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専門医募集・募集案内

准教授(科長代行) 下寺 信次
医局長 上村 直人
住所 〒783-8505
高知県南国市岡豊町小蓮
医局電話 088−880−2359
医局FAX 088−880−2360
メール im28@kochi-u.ac.jp
お問い合わせ先 医局長:上村直人
Email kamimura@kochi-u.ac.jp




精神科の特徴

 精神科は脳という臓器の疾患を扱う科ですが、脳は体中の臓器のコントロールをしているため、病状は複雑になりがちです。複雑な脳の働きにはまだまだ未解明な部分が多く、また精神疾患を有する患者の行動の理解は時に困難なことがあり、社会的な差別を受けてきました。しかしながら、最近の脳科学の著しい進歩とともに、精神疾患の治療がエビデンスに基づいて行われるようになり、精神科治療学は飛躍的な進歩をとげています。脳は環境の変化に対応するため、生涯にわたって発達・変化をとげる臓器です。そのために人生の長いサイクルを通して脆弱性が生じやすく、小児から高齢者までが治療の対象となります。主要な疾患としては、自閉スペクトラム症、うつ病、不安症、統合失調症、認知症などがあげられます。近年は精神科に受診しやすい環境になり、受診者が年々増加しています。また緩和ケアなど新しい領域の拡充にともない、精神科医の需要が増加しています。治療方法は薬物療法とともに心理社会的療法が行われますので、研修医時代にしっかりトレーニングをうけ、治療技術の研鑽をはかることをおすすめします。



高知大学精神科キャリア・パスの特徴

 精神科医として必要な資格は、まず国家資格である精神保健指定医で、5年間の医師歴(精神科医歴3年)で受験資格ができます。また新専門医制度に準拠した日本精神神経学会での精神科専門医や指導医の取得も重要です。さらに専門別では日本児童青年精神医学会、日本老年精神医学会などの認定医も取得できます。研修3年間で必要な資格取得が可能になるよう、研修プログラム登録後の指導や研修病院を研修プログラム委員会において考慮します。



高知大学精神科スタッフ・指導医

  • 下寺 信次〈Shinji Shimodera〉准教授
  • 澤田 健〈Ken Sawada〉特任准教授
  • 掛田 恭子〈Kyoko Kakeda〉助教(学内講師)緩和ケアチーム代表
  • 赤松 正規〈Masanori Akamatsu〉助教/病棟医長
  • 須賀 楓介〈Yosuke Suga〉特任助教 副医局長
  • 安岡 江里奈〈Erina Yasuoka〉助教
  • 大 千栄〈Chie Osaki〉特任助教
  • 森 学美〈Satomi Mori〉医員(病院助教)
  • 上村 直人〈Naoto Kamimura〉講師 医局長


精神科医としての進路について

 研修プログラム登録後は、精神科医としての資質を確保するために研修基幹施設である大学病院で1年間と連携施設で2年間の研修をおこないます。この間に精神保健指定医などの取得のために必要な症例を確保しながら、各種精神疾患の診断や検査・治療について学習します。同時に学術的な素養を身につけ、研究発表の技術や学術論文の書き方について指導を受けます。1~2 年間、大学病院で研修をしたのち、研修連携病院でさらに実践的な研修を受けることになります。合計3年程度で精神保健指定医と精神科専門医受験に必要な経験を積むことができます。

 その後もさらにより高い専門性を目指した進路をとることができます。主な専門性は児童思春期精神医学、老年精神医学、緩和ケア・精神腫瘍学などがあります。この場合には大学病院の他、専門性の高い施設で研修をすることもあり、おおむね2~3年を要します。大学での研究は、精神医学分野の臨床研究や、基礎研究、疫学研究など幅広く行われています。学位取得のためには大学院への進学をおすすめします。また専門性にあわせた国内・国外の留学も実績があり、視野を広げるためにも大いに制度を活用していただきたいと思います。



募集案内(2018年度からは新専門医制度に準拠した研修制度となります。)

研修期間 新医師臨床研修(2年)終了後3年目〜5年目まで
但し2年目の選択期間(最長8ヶ月)を含ませることも可能で、より充実した研修ができる。
研修目標 精神科医療において優れた診断と治療の能力を持ち、コメディカルらとのチーム医療を主導できることを研修目標とする。また地域の社会資源を効果的に活用できる精神科専門医師を目指す。また自己研鑽に励み、高い理論性をもって専門家として成長し続ける基盤作りを目指す。
より具体的には精神保健指定医(厚生労働省認定)と精神科専門医(日本精神神経学会認定)の資格を獲得することを目標とする。
研修の場と
指導体制
卒後研修は基幹施設である大学病院と11の連携施設で行います。各施設は学会専門医・指導医 が精神保健指定医や、精神科認定医などの指導医を中心に指導体制を組む。
研修の場と期間 新専門医制度に準拠し研修の3年間のうち、基幹型である大学病院精神科で1年間は研修を行います。3年間のうち、11の研修連携施で、専門医受験資格を取得するための症例の経験を積みます。研修は研修プログラム委員会を通じて懇切丁寧な指導を行います。
研修過程 大学における研修では、主として病棟主治医として入院患者の診断と治療を担当します。その場合、精神科経験5年以上の上級医師と担当主治医を共有しながら精神科研修をすすめます。さらに病棟医長をはじめとする指導医が研修のスーパービジョンを行います。なお専門医取得のため退院サマリーの作成を必須とする。外来研修では、上級医師の外来診察の陪席や上級医師のスーパービジョンのもとに入院で受け持った患者の治療を担当する。知識学習として通年制の卒後研修セミナーを受講します。11の連携施設において、多彩な症例と救急、地域など治療場面も多く経験できます。
プログラムの評価

日本精神神経学会が発行する研修手帳に基づく。

(参考)連携施設も含めた研修により、以下の研修も可能です
・老年精神医学会専門医;専門医申請可能のための症例経験は、上記プログラム期間中に可能である。
・児童青年精神医学会認定医;専門医申請のための症例経験は、子どものこころ診療部での研修施行により可能。

指導医人数:6人
基幹施設:大学病院精神科病床数:30床
研修パターン:基幹施設と11の連携施設で3年間に十分な経験が積めるプログラムです


別紙1 ローテーション例

図:研修ローテーションの一例

スタンダードは基幹型である大学病院からの研修開始ですが、個々の希望や状況により、上記のようなローテーションで地域の病院からの研修開始も可能です。

医師(専攻医)は当専門研修プログラムへの採用後、研修施設群のいずれかの施設と雇用契約を結ぶこととなります。

本専門研修プログラムは、日本精神神経学会による一次審査を通過したものであり、今後日本専門医機構による二次審査を踏まえて修正・変更があることを予めご承知おきください。



下寺准教授(研修プログラム責任者)からのメッセージ

精神科を学ぶに当たって必要な知識や若手の育成のための財政的なサポートを高知県全体で行っています。出身大学やキャリアは様々で明るい、やさしい雰囲気の中で一流の臨床科医の育成を第一に考えています。教育や研究に関しても自主性を重んじていて様々な生活スタイルを実現しています。風通しのよい家族のような医局運営を心がけています。




問い合わせ先

医局長まで 上村直人(かみむらなおと) Email:kamimura@kochi-u.ac.jp
医局電話 088-880-2359 医局 FAX088-880-2360
医局ホームページ:http://www.kochi-ms.ac.jp/~fm_nrpsy/4staffsyokai.htm