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H9年度入局 長谷川 亜弓

■ 女子学生の皆様へ

 女子学生の皆さん、こんにちは。
ここをご覧になっているということは、整形外科に興味をお持ちのことと思います。
 卒業して十数年、整形外科の道を進んできたひとりの女性医師として、整形外科のやりがいや楽しさなどをお伝えしたいと思います。
 整形外科は圧倒的に男性が多い医局で、どちらかというと「体育会系」として知られています。確かに、スポーツやアウトドアが好きで体力もある先生方が多いですが、その分明るくてさわやかな雰囲気の医局です。これは大学でも関連病院などでも、そして現在勤務している関東の病院でも、ほぼ同じような雰囲気です。私も学生時代は水泳に打ち込んでいましたが、整形外科に入ってみると、必ずしもスポーツをしていた女医さんだけではないこともわかりました。

 整形外科、というのはご存知のとおり運動器全般を扱い、骨折や神経障害、腫瘍や骨代謝など扱う範囲が非常に広い科でもあります。その中では、ジェネラリストとして全身をくまなく広く深く診察し、かかりつけの整形外科医として身近な骨折や腱鞘炎などの手術を行うことも出来ますし、スペシャリストとして専門分野について精密な診察や治療、そして研究にあたり、手術では名人技を取得することにより患者さんの痛みや苦痛を和らげることもできます。女性医師として、自分のライフスタイルに合わせてどちらの道に進むことも可能だと思います。
 いずれにしても、これらの診断や治療、研究においては「緻密さ」や「正確さ」そして「根気」が必要です。これらは、粘り強くコツコツと仕事をする女性に合っている内容ではないでしょうか。

 また、働き方としても様々な選択肢があります。オペをバリバリやりたい先生は救急病院で働き、研究や専門性を高めたいなら大学病院や研究の出来る病院、そして子育てや家庭の事情で当直やオンコールのある勤務が難しいなら、クリニックでの外来中心の仕事など、選択肢はたくさんあります。今は託児所が併設されている病院も増え、キャリアを中断せずに仕事や研究が続けられる環境が整ってきています。
 その中で私が一番大事だと思うのは、まず最初の数年は臨床の基礎をしっかりと学ぶことです。そのためには真に研修医のことを考え、系統だてて臨床研修を行っている機関を選ぶことが重要になると思います。
 この点において、私が心より感謝しているのは、高知大学付属病院や関連病院での数年間で臨床の基礎をしっかりと学ばせていただいたことです。大学や公立病院では、大きなオペや様々な検査の方法や手順を学んだり、先輩の先生方の研究や学会発表などをカンファレンスで見聞きすることで最先端の研究や治療を知ることができます。また、外来中心の関連病院では、各疾患の診察方法を一から教えていただき、診断がつかない患者さんについてはそのたびに上司の先生の教えを請うという、まさに「手取り足取り」教えていただきました。
 今日の診療が出来ているのは高知大学で研修させていただいたからであり、東京で勤務している今も高知で研修させていただいた日々には本当に感謝しており、高知は「心のふるさと」でもあります。

 進路を迷っている学生さん、整形外科の扉をたたいてみませんか? お待ちしています。

H15年度入局 鉄永 倫子

■ 女性医師の声

 高知大学整形外科平成15年入局の鉄永倫子と申します。
 高知で生まれ育ちそして、学び、高知の地で医者となりました。
 高知大学の学生時代に祖母が変形している膝が痛いと言っている姿を見たこと、また、腰痛や膝痛で悩まれている人が非常に多いことを知り整形外科を志しました。
 学生時代には、リハビリテーション部におられた川上現臨床教授、石田准教授が野球検診、香北町検診に連れて行って下さり、整形外科の分野の広さ、フィールドワークを教えていただきました。また、現在愛知医科大学学際的痛みセンターの牛田教授が、整形外科でありながら痛みの診療・研究を積極的にされており、f-MRIの研究の被験者をする中で、研究の精神を教えていただきました。
 学生時代に整形外科の先生方と貴重な経験をさせていただき、迷わず高知大学整形外科に入局しました。
 入局当時医局で1人の女医でしたが、とても優しい秘書さん方や学生時代から変わらず接して下さった医局の先生方に支えられ、のびのびと研修を積むことが出来ました。
 現在その当時の経験を生かし、運動器の痛みでお困りの方々の集学的診療や脊椎の手術を中心に臨床・研究に邁進しております。
 卒後6年目で結婚し、現在4歳、5歳のわんぱくな男の子の育児をしながら常勤で勤務をしております。
 育児と仕事の両立は大変と思われるかもしれませんが、時代は変わり、男性の育児参加、こども園の新設による幼保一体の保育、また、何よりも周りの方々の理解が得られるようになっております。
 母親がやりたいことをやりながら、育児を行うことは、母親の情緒を安定させ、子供たちにもきっとその気持ちが伝わっていると信じております。
 一人でも多くの女医さん方にいろいろなニーズに対応している整形外科の分野に興味をもっていただけましたら幸いです。

top_sidebutton01.jpg高知県整形外科集談会
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