当科のご案内

高知県内の小児喘息患者入院数の推移、季節性の研究

研究概要: 吸入ステロイドは普及した現在、喘息による入院は減少傾向であると言われています。当科もその傾向にありますが、当科だけではで正しい入院数を把握できないため、高知県下の主な小児の入院施設のある病院に依頼して入院数を把握したいと考えています。さらに、2015年に、問題になったエンテロウイルスD68と重症喘息発作との関係を、これまでのウイルス検索結果から考察いたします。2005年、2010年~2015年の各施設の喘息発作(喘息性気管支炎の病名を含む)による入院患者数、それぞれの入院月、性別、年齢層、人工呼吸、ネーザルハイフローなどの呼吸補助を要する強い発作の有無、ウイルス検索(PCR、シークエンス)を行っていればその結果、その他弛緩性麻痺の有無を後方視的に調査し、入院数の推移、季節性、重症発作児から検出されたウイルスについて、その関連性を検討いたします。過去の高知県でのエンテロウイルスD68の流行自体はホームページで知ることが可能であるため、参考とし流行と喘息発作入院の推移を比較し、関連を考察します。以下は、次の研究課題になりますが、喘息治療を普段から適切にされていても重症化しているのかを知り、普段から治療を適切に行っていれば重症化は少ないことが分かれば、それを啓発することができると考えています。本研究結果は、2017年6月の日本アレルギー学会学術大会で発表する予定です。

なお、本研究で使用するデータは決して個人を特定できるものではありませんが、不使用を希望される方については、申し出てくだされば使用することを取りやめることにいたします。しかしながら、すでに研究成果が公表されていた場合は、不可能になることをご了承いただきたく存じます。

研究機関

① 高知大学医学部附属病院 小児科
② 高知医療センター 小児科
③ 国立病院機構高知病院 小児科
④ 高知県立あき総合病院 小児科
⑤ 高知県立幡多けんみん病院 小児科

◎研究責任者の氏名:高知大学医学部小児思春期医学教室 大石 拓

◎研究計画書及び研究の方法に関する資料を入手又は閲覧することは可能です。
 ただし、他の研究対象者等の個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内に限られます。