当教室の特徴

 放射線科は、放射線診断(画像診断、核医学、IVR)と放射線治療に大きく分かれており、それぞれ専門医制度も異なります。当教室では最短期間で放射線診断または治療専門医を取得することを目標に定めております。専門医取得後は、general radiologistとして活躍するという選択肢と、専門分野をより深く探求するという選択肢があります。当教室では幅広い選択肢の中から、それぞれの個性を伸ばして活躍してもらいたいと考えています。また、ご希望に応じて、核医学やIVRなど各専門領域の各種専門医や指導医を取得できるプログラムも用意しております。放射線科単独で、一人の患者さんの診断から治療までを完遂することはあまりありませんが、その一方で、いろいろな診療科とのチーム医療の中では、診断でも治療でもさまざまな形で診療に貢献でき、存在価値を見いだせる診療科です。そこで当教室では各診療科とのカンファレンスを重視し、臨床に直結する放射線診断・治療を提供できるように心がけております。また国内外の先進施設と様々な交流を持っておりますので、先進的な放射線診療を学び、専門分野を深く研究する機会も豊富に設けております。


女性医師の働きやすい職場環境

 女性医師は結婚や育児などの家庭環境により、仕事への影響を余儀なく受けることがあります。当教室では、女性医師がその才能を十分に発揮できるように、勤務時間のフレックスタイム制など、家庭の事情に関わらず働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。また育児休暇中でも、基本的な知識が習得できるような研修システムを用意しています。
 なお高知大学では、子育て支援・女性のための職場作りの一環として、附属病院内に保育施設が開設されており、当教室の女性医師も利用しております。




研修内容

研修医に対する初期研修

 基本的な放射線診療を身につけることができる研修カリキュラムを作成しています。自己学習システムも活用して、短期間の研修の中でも充実した研修ができるよう内容を整備しています。


放射線科に入局してからの後期研修

 放射線科の専門医制度では、卒後6年目に放射線診断と治療共通の専門医試験を受け、これに通って放射線科専門医となれば、診断と治療分野に別れて研修し、放射線診断または治療いずれかの専門医を目指すことになります。
 当教室では、最短期間で放射線診断または治療専門医資格を取得できるよう、卒後年数に応じた計画的な後期研修カリキュラムを用意しています。
 基本的な後期研修プログラムとしましては、2年間の初期研修終了後、まず高知大学附属病院で2年間、総合的に放射線診断・治療の研修を行うことを原則としています。画像診断・核医学分野、IVR分野、放射線治療分野を一定期間ごとにローテートして、単純X線写真、CT、MRI、核医学等の基本的な画像の読影、IVRや放射線治療の基礎的手技の習得など放射線診療全般の知識を身につけます。
 その後は、大学または関連病院(日本医学放射線学会認定総合修練機関あるいは修練機関)などで専門医研修カリキュラムに沿った臨床経験を積んでいだだき、卒業後6年目には放射線科専門医試験を、卒業後8年目には放射線診断または治療専門医試験を受験し、専門医を取得していただきます。

 希望に応じて、先進施設に一定期間留学して専門分野の知識を深めたり、研究活動を十分に行えるような配慮も行います。また、高知大学では後期研修中に大学院進学が可能で、研修に遅れが生じることなく臨床研修と研究を同時に行えるような社会人大学院制度が整備されています。

 研修終了後は大学または関連病院で臨床・研究・教育活動に携ります。また、国内外の先進施設への留学なども推奨しています。


放射線治療専門医・放射線診断専門医になるまで

放射線科で取得可能な専門医

 

・日本医学放射線学会認定専門医(放射線診断または治療)
・日本インターベンショナルラジオロジー学会IVR専門医
・日本核医学会核医学専門医
・日本核医学会認定PET核医学認定医
・日本脈管学会認定脈管専門医
・日本がん治療認定医機構認定がん治療認定医
・検診マンモグラフィー読影認定医

 

・肺がんCT検診認定医機構認定医
・日本門脈圧亢進症学会技術認定取得医(IVR)
・日本低温医学会認定凍結手術(治療)認定医
・日本医師会認定産業医
・第1種放射線取扱主任者
・その他

 



交流先進施設

 

広島大学
京都府立医科大学
東海大学
杏林大学
エール大学

 

奈良県立医科大学
愛知県がんセンター
がん研有明病院
オレゴンヘルスサイエンス大学

 



中途入局や転科を考えている方へ

放射線科の先生で中途入局を希望される方

 放射線診断・治療専門医未取得の場合は、後期研修プログラムにそった研修を受けて頂き、放射線科専門医や放射線診断・治療専門医を取得して頂きます。すでに放射線診断・治療専門医をお持ちの場合は、個別にご相談に応じます。


他の診療科より放射線科に転科を希望される方

 適切な研修プログラムを設けて、出来るだけ早く放射線診断・治療専門医を取得し、第一線で活躍されるよう支援していきます。また特定分野の知識を専門的に習得する目的で転科された場合は、ご希望に添えるよう配慮いたします。




カンファレンス・研究会

当科で行う主なカンファレンス

・ディリーカンファレンス
 (月-木 16:30~)
・病棟カンファレンス(毎週月曜)
・IVRカンファレンス(毎週月曜)
・放射線科カンファレンス(月1回)
・イメージカンファレンス(年1回)
 県内の他施設と合同開催
・各診療科との合同カンファレンス
(肝臓カンファレンス、胆・膵カンファレンス、肺がんカンファレンス、耳鼻科カンファレンス、キャンサーボードなど)


高知県のおもな放射線科関連研究会

・高知CT研究会
・高知MR研究会
・高知IVR研究会
・高知県核医学症例検討会
・高知放射線治療研究会
・高知画像診断懇話会
ほか




入局説明会

今年度の医局説明会は終了しました。ご興味のある方は下記までご連絡ください。

連絡先:高知大学医学部 放射線医学講座 医局長:刈谷、事務:澤田
TEL:088-880-2367 / FAX:088-880-2368
Email:im30@kochi-u.ac.jp




お問い合わせ

入局案内に関するお問い合わせは お問い合わせページよりお願いいたします。



高知大学医学部附属病院放射線科専門研修プログラムへは以下よりご応募ください。
高知大学医学部付属病院 医療人育成支援センター:平成30年度専攻医募集
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