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検査部

検査部

検査部は、検体検査部門と生理検査部門の2つの部門に分かれています。検体検査部門は、血液や尿などのヒトから採取された検体を分析することで病気の原因や治療の効果を調べます。生理検査部門は、検体ではなく直接患者さんに接して行う検査で、心電図検査や脳波検査、超音波検査、呼吸機能検査などがあり、体の内を客観的に検査し、その得られた情報を診療や治療に役立てます。

概要

検査部の特徴

検査部の体制

日常業務 月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分
日直業務 土曜日、日曜日、祝祭日 午前8時30分~午後5時15分
宿直業務 毎日 午後5時15分~午前8時30分

診療内容のご紹介

検体搬送システム発祥の地

高知大学医学部附属病院(旧 高知医科大学附属病院)は、1981(昭和56)年10月に開院しました。世界に先駆けて検査の自動化・システム化に取り組み、開院当初から検査部スタッフが自作して完成させた事で有名です。これが「ベルトラインシステム」です。その後は賛同して頂ける臨床検査業界の方々の協力により、検体検査自動化システムへと発展を遂げました。世に言う「検体搬送システム」は、高知で生まれました。

ISO 15189認定施設(認定範囲は検体検査業務に限る)

検査部では、組織力の強化を目的として2006(平成18)年10月13日にISO9001の認証を取得し、品質マネジメントシステムを導入してPDCAサイクル(Plan:計画,Do:実行,Check:評価,Action:改善)による継続的改善を行い、検査部の管理・運営に活用してきました。4年間の維持により、組織力は強化され、目的は達成できました。
一方、臨床検査室に特化した国際規格としてISO 15189があります。ISO 15189とは、ISO/IEC 17025(検査所及び校正機関の能力に関する国際標準規格)およびISO 9001をベースとし、臨床検査室の品質と能力に関する特定要求事項を提供するものとしてISO(国際標準化機構)が作成した国際規格です。しかしながら、このISO 15189の規格は、臨床検査業務の詳細な技術面までが審査対象となり、認定取得には非常に厳しい要求事項を満たす必要があります。
臨床検査の品質向上と国際規格に基づいた検査精度を提供するためには、この臨床検査室に特化したISO 15189の第三者評価を取得することは大きな意義があると考え、病院の中期目標に掲げ、2011(平成23)年5月9日にキックオフ宣言し、プロジェクトチームを編成して取得に向けて作業を開始しました。そして、2013(平成25)年3月21日付で、国内では72番目、国立大学法人では13番目のISO 15189 認定施設となりました。

早朝病棟検体回収

検査部では、2002(平成14)年6月10日より、病棟検体の回収を開始しました。早朝7時15分から、当番制で2名の臨床検査技師が1~7階の各病棟を回り、至急検体および早朝採血の検体を回収し、受付、遠心分離および測定を行っています。従来は、病棟検体は2名の看護助手が8時30分から各病棟を回って回収し、検査部に提出されていた為に、病棟検体の受付が9時過ぎにピークとなり、外来患者さんの診察前検査のピークと重なり、検体処理に負荷が生じて迅速な結果報告の障害となっていました。そこで、臨床検査技師による病棟検体の回収・測定を行い、病棟検体と外来検体の受付時間のピークをずらす事で迅速な結果報告が可能となりました。さらに、臨床検査技師が病棟に出向く事で、医師および他の医療スタッフとの密接なコミュニケーションが可能な状態になっています。

終夜睡眠ポリグラフィ(PSG)検査

睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気による集中力の低下、作業能率の低下などにより、自動車等の運転事故の原因となります。2003(平成15)年2月の新幹線運転士の居眠りによる停止ミス以来、睡眠時無呼吸症候群に対する国民の関心は飛躍的に高まりました。
わが国の睡眠時無呼吸症候群の患者さんは200万人ともいわれています。睡眠時無呼吸症候群の症状は、記憶力、集中力の低下、疲労感、起床時に頭痛や日中の眠気などがあります。しかし、無症状で家族からいびきや睡眠中の無呼吸を指摘される場合も多々あります。
PSG検査は、睡眠中の脳波や呼吸状態、血液中の酸素濃度、心電図などを同時に測定し睡眠の深さや質を調べ、いい眠りが得られるかを検査します。そして、この検査結果をもとに睡眠時無呼吸症候群の診断、原因(種類)を解析し、治療方法を決定するために重要な検査です。
検査部では、2005(平成17)年11月より検査を開始し、現在、火曜日と金曜日に検査を行っています。検査は、一日入院して頂くことになりますが、日頃ご家庭でお休みになるようにリラックスして検査を受けて頂けるよう専用のお部屋を用意しています。

安心安全性に配慮した採血室

外来患者さんの採血は、検査部で実施しております。採血室には、5つの採血椅子があり外来患者さんが多い日には、フル稼働しております。その採血椅子は、パーテーションで区切りプライバシー保護に配慮しました。他の患者さんからは見えないため安心して採血して頂けるようにしています。またその採血椅子ですが、採血中、万一気分が悪くなられた場合でも迅速に介助することが可能で、『標準採血法ガイドライン』(日本臨床検査標準協議会)に従った安全な採血ができるように採血専用の椅子を考案しました。

採血室 採血椅子

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