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病理診断部

病理診断部

病理診断部では、患者さんの病変部から組織や細胞を採取して顕微鏡的に観察し、さらにCTやMRI、エコ―検査などの画像診断、血液の生化学検査結果などの情報を加味し病理診断を行っています。病理診断には組織診断、細胞診、術中迅速診断があり、特に組織診断は最終診断として重要視されており、各診療科との連携をはかりながら、より正確で有用な診断情報の提供を行っています。

概要

主な特徴・特色について

診療体制

病理診断部は3人の病理専門医と7人の臨床検査技師(うち5名は細胞検査士)が病理学講座と連携し、診断業務を行っています。

主な病理診断業務の紹介

【組織診断】
内視鏡的に採取された生検組織や手術切除された材料を肉眼および顕微鏡的に診断するもので、病理診断部での最も重要な業務に属します。診断報告までには症例により異なりますが、生検ではおおよそ2~3日、手術材料では3~7日程度を要します。

【術中迅速診断(手術中に行う病理診断)】
手術中に一部だけを取り出された病変組織に対して迅速に病理診断をくだす重要な組織診断の一部です。たとえば腫瘍の良悪性や切除断端の腫瘍の有無、リンパ節への転移の有無などを診断するものです。この診断によって、最終的な手術の方針が決定されます。症例や提出される検体数にもよりますが、検体提出から報告まで最短では5分程度です。

【細胞診】
病変部の擦過や注射針による穿刺吸引物や喀痰、尿、体腔液(胸水、腹水、心嚢液など)などの検体から得られた細胞診標本を顕微鏡で観察して、癌細胞などの有無を診断する有力な手法です。特別な症例を除いては検体受付から24時間以内に報告するよう努めています。

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以上の病理診断業務では、必要に応じて下記の検査が行われ、臨床所見や検査データ、画像診断などを加味し総合的に診断されます。

◎ 免疫組織学的検査
 約200種類の抗体を取り揃え、乳がんや悪性リンパ腫などでは日常的に使用し、診断・治療方針の決定に利用しています。

◎ ウイルス検査(in situ hybridization)
 ウイルス感染に関連した悪性腫瘍の診断に利用しています。

◎ 電子顕微鏡検査
 腎生検やウイルス粒子の検索など光学顕微鏡だけでは診断が困難な症例では、電子顕微鏡を用いて観察することも行っています。

その他の業務

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