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第9回手術体験セミナーを行いました

 附属病院では、3月26日・27日の二日間、地域社会貢献活動の一環として「手術体験セミナー」を開催しました。地域の中学生・高校生を対象としたこのセミナーは、医療の現場や医師の仕事を体験することにより、一人でも多くの子ども達に医師や医療に対する興味を抱いてもらえればと企画されたもので、平成18年度よりほぼ毎年催しています。9回目となる今回は、二日間合わせて59名(男子14名 女子45名)の中・高生が参加しました。
 はじめに花﨑和弘教授(外科学)より開会の挨拶があり、その後渡橋和政教授(外科学)より「附属病院の紹介と外科系医師の仕事紹介」の講義、小林道也教授(医療管理学)より「内視鏡手術とは」の講義が行われました。その後参加者は手術室へ移動し、実際の手術着に着替えてプログラムを体験しました。

体験プログラム内容

○手術支援ロボット「ダビンチ」操作体験○

 3D画面を見ながら操作できる最新鋭の手術支援ロボット「ダビンチ」を操作し、1センチ弱ほどの小さな輪をつかみ凸部分にかける体験です。

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○内視鏡外科手術シミュレーター「Lap Mentor」操作体験○

 内視鏡外科手術シミュレーターを使って、胆道の切除体験。実際に臓器に触れているような感触も再現されています。切除箇所を誤ると出血したりと極めてリアルなシミュレーターです。

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○縫合糸による結紮体験○

 手術用縫合糸による結紮を体験し、縫合糸によるほどけにくい独特の結び方などを学習しました。

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○内視鏡外科手術トレーニング装置操作体験、Projection Mapping○

 モニター画面を見ながら鉗子を操作し、ビーズや輪ゴムを移動させたり結んだりする体験をしました。2Dのモニターを見ながらの操作は、奥行きが分かりづらく高度な技術が要求されます。

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○超音波凝固切開装置「ハーモニック スカルペル」操作体験○

 超音波による高速振動で切開する装置を用いて、実際に鶏肉を切開しました。電気メスでの切開と比べて格段に出血が少ない手術ができます。

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○腸管吻合体験○

 腸管に見たてた、肌色のゴムを使っての縫合手技体験です。

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 外科、産科婦人科、整形外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科の医師総勢17名が指導した体験プログラムは最新鋭の手術支援ロボット「ダビンチ」操作、内視鏡外科手術シミュレーターによる手術手技操作、腸管吻合など6つのブースに分けられ、参加者は約3時間かけてそれぞれのブースで体験を行いました。手術支援ロボット「ダビンチ」のブースでは、一人一人が順番にダビンチを操作し、アームで1センチ弱ほどの小さな輪を凸部分にかける作業が成功すると3Dモニターやアームの先端部分を見ていた他の参加者から歓声が上がっていました。

 閉会式では、渡橋教授と小林教授から参加者に受講証明書が手渡されました。
 笑顔で証明書を受け取った参加者からは「ダビンチや内視鏡など、聞いたことはあったが、普段あまり見ることのない機械に実際に触れることができて、とても貴重な体験ができました。将来は高知大学医学部医学科に進学して医師を目指したいです」「実際の手術する現場を見させていただいて、機械なども大きくて驚きました。内視鏡を使って手術する体験は、遠近感がなかなかつかめなくて難しかったです」などの感想が寄せられました。

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