CD−DST法による抗がん剤感受性試験
四国で初の承認 高知大学医学部外科2教室では、2007年10月から医学部倫理委員会の承認のもと、「CD−DST法による抗がん剤感受性試験」の技術的整備を進め、この度、2009年3月1日付で厚生労働省から先進医療として承認されました。これにより高知大学医学部附属病院において、先進医療として本検査を患者さんに提供することが可能になりました。 現在、全国の17病院で先進医療として承認されていますが、四国では当院が初となります。
「CD−DST法による抗がん剤感受性試験」とは 手術によって採取したがん細胞の一部を試験管内で培養し各種の抗がん剤と接触させることで、治療に使用する抗がん剤の効果を予測する検査法です。
現在抗がん剤は多くが開発され、選択肢が増えてはいますが、どのくらい効くのか、投薬によって副作用が発現するかどうかは患者さんによって異なり、的確な予測を立てるのは難しいのが現状です。抗がん剤治療を始める前に抗がん剤の効果を予測できると、治療成績の向上や患者さんの負担の軽減につながると考えられます。
適応疾患は 肺がん、消化器がん(根治度Cを除く)、頭頸部がん、乳がん、がん性胸・腹膜炎、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんに適応がありますが、検査可能ながんの種類や大きさ、採取方法等に条件がありますので、実際に主治医の先生と御相談の上、検査を受けられるかどうか決定していただくことになります。
検査の費用は この検査を受けられた場合、通常の保険医療として請求される医療費の他に、先進医療として86,000円の追加費用を患者さんにご負担いただくことになります。
診療問い合わせ先 高知大学医学部附属病院 地域医療連携室 088−880−2773
CD−DST法による抗がん剤感受性試験の概要
- 先進医療
- 厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養として、厚生労働大臣が定める「評価療養」の1つとされています。
具体的には、有効性及び安全性を確保する観点から、医療技術ごとに一定の施設基準を設定し、施設基準に該当する保険医療機関は届出により保険診療との併用ができることとしたものです。
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