骨盤機能センターでは、便失禁(便漏れ)、 |
国立大学病院では初導入 |
多くの方が自覚する排泄にかかわるこれらの症状は生命には関わりませんが、
生活の質を大きく損なうものです。
高知大学医学部附属病院はあらゆる面から患者さんの生活の質を向上させるため、
大学病院として初めて骨盤機能センターを開設しました。
骨盤機能センターの名称は、「骨盤内(下腹部)の臓器すなわち直腸、膀胱、子宮、
骨盤底の筋肉、尿道・肛門括約筋などの機能的な異常によって生じる病気を
診療する専門施設(センター)」に由来します。高知大学医学部附属病院の
骨盤機能センターでは、このうち、便失禁(便漏れ)や便秘,直腸脱といった
大腸や肛門に関連した症状(排便障害)と尿失禁(尿漏れ)や膀胱脱といった
泌尿器に関連した症状(排尿障害)にお悩みの患者さんを診療します。
また排泄障害を持つ女性の中には、膣脱や子宮脱など女性に特有の症状に悩んでいる
患者さんもいらっしゃるので、そのような場合には産科婦人科とも協力して総合的に診させて頂きます。
排泄障害は、日常生活に多大な影響を及ぼす状態でありながら、患者さん自身が
検査や治療を求めて医療機関を訪れることはあまりありません。その理由の一部には、
生命に関わらない病気であることや患者さん自身の羞恥心があります。もっと重要なことは、
正しく診断・治療すれば症状が改善・治癒する可能性が高いということの認識が
医療関係者の中でも低いために、患者さんに情報提供されていない点です。
排泄障害は、その原因を診断し、原因に応じて生活指導、薬物療法、肛門括約筋訓練、
手術などで適切に治療すれば、70%の方で症状が改善・治癒します。
肛門を締める括約筋のさ強や直腸の感覚を調べます。
検査では、直径0.5cm程度のチューブを肛門内に挿入して肛門内の圧力を測定し、その後、小さな風船を
直腸内で膨らませて
直腸の感覚を調べます。
※検査のための食事制限や下剤の服用、
浣腸などは不要です
経膣分娩や肛門手術による肛門括約筋の断裂が
便失禁の原因になることがありますが、
その断裂の
有無や程度を調べる検査です。検査では、
直径1.5cm程度の棒状の検査装置を肛門内に挿入し、
括約筋を超音波で観察します。
排便回数が極端に少ない患者さんが対象です。
レントゲンに写るカプセルを飲んで、
5日後にお腹をレントゲンで撮影し、大腸を便が
通過する時間を推定します。
便の代わりになる造影剤を直腸内に注入した後、
検査室の便座に座った状態で造影剤を排泄して頂き、
それをレントゲンで撮影して、排便状態に異常があるか
どうかを調べます。
※検査のための食事制限や下剤の服用、
浣腸などは不要です。
尿流量測定検査では、尿をトイレと同じ形の測定器に
排尿して頂き、排尿の時間や尿流量を測定して
「実際の尿の出かた」を調べます。残尿検査では、
排尿後に超音波検査やカテーテルを用いて残尿を
測定し、「実際に残っている尿の量」を調べます。
膀胱充満時に、歩行、屈伸運動、階段昇降、咳などを
して頂き、「実際に漏れる尿の程度」を調べます。
1.まずはお気軽にお問い合わせください。088-880-2773(地域医療連携室)概要と外来受診の必要性、受診日についてご説明します 2.外来受診 症状に関する質問表に記入いただいてから、 3.検査の予約 |
検 査〈症状と必要性に応じて以下の検査を受けて頂きます〉
■便失禁の患者さんは… 1.直腸肛門機能検査 2.肛門超音波検査 ■便秘の患者さんは… 1.大腸内視鏡検査 2.大腸通過時間検査 ■尿失禁の患者さんは… 1.尿検査 2.尿流量測定検査・残尿検査 ■外来での結果説明 診察と検査の結果をご説明し、症状の程度と |
| 治療法〈以下の治療の中から適切なものを組み合わせます〉 | |
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■便失禁の患者さんは… 1.生活指導(食生活、排便習慣)2.薬物療法
■便秘の患者さんは… 1.生活指導(食生活、排便習慣) 2.薬物療法
■尿失禁の患者さんは… 1.行動療法(時間排尿誘導、パターン排尿誘導、排尿習慣再教育) |
〒783-8505 高知県南国市岡豊町小蓮
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