|
|
| 教育理念 |
| 「敬天愛人」、「真理の探求」 |
|
高知大学医学部は 、昭和51年10月に高知医科大学として創設され、昭和53年4月17日に第一期生の入学式を挙行しました。 その入学式での学長告辞において初代学長は、 「…私は高知医科大学の創設にあたって、人間味豊かなよき医師づくりと、地域医療に密着した学風づくりの2点を目指してきた。最近、医学・医療においても、とかく物質面が重視され 精神面が疎かにされがちになっている。 医学を学ぶ者は科学者であるが、科学者である前に先ず人間であり市民であることを思い、生命の尊厳を守る重大な義務と責任を負っていることを自覚すべきである。また、私は真理の探究と敬天愛人の二つの言葉を座右の銘としている。 科学者として真理を守り探求する決意がなければならないと同時に、謙虚な気持ちも常に保持すべきである。また、医師という職業は、尊い人命に直結した専門職であり聖職である。 諸君は今日ただ今から生涯を通して進歩して止まない医学を十分身につけるべく固く心に誓ってもらいたい。そして、受け身の学問に止まらず自ら疑問を設定して自分の頭で積極的に考え、自分で問題を解決しようとする態度を是非身につけてもらいたい…」と訓示しました。 この「敬天愛人」と「真理の探究」に代表される本学医学部の教育理念は、「自然の摂理を敬い、常に謙虚であり、何よりも個々の人間を大切にする大学人であることを目指しつつ、人間とその病態の中に真理を見いだす」という教えであり、呼び掛けです。 |
| 教育目標 |
| 理念達成の柱 |
| 高知大学医学部は、その教育理念の下にその達成を目指し、以下の教育目標を設定しています。 1. 豊かな人間性と裾野の広い価値観を有し、 自己の人間形成を目指す医学・医療従事者を育成する。 2. 医学・医療従事者としての使命に徹し、 生命の尊厳と医の倫理をわきまえた医学・医療従事者を育成する。 3. 国際的視野に立った上で、地域住民の健康と福祉に 十分貢献しうる意欲と能力を有する医学・医療従事者を育成する。 4. プライマリ・ケアを身に付け、患者第一に徹する医学・医療従事者を育成する。 5. 高度の知識・技能を身に付け、高度専門医療の発展に寄与しうる医学・医療従事者を育成する。 6. 社会の変化と時代の要請に対応可能な高度の情報収集・分析能力及び 自己課題設定・自己問題解決能力を有する医学・医療従事者を育成する。 7. 医療現場での問題を真理解明の糸口とし、 生命科学の発展及び医学・医療の推進に寄与しうる医学・医療従事者を育成する。 8. 上記の目標達成のために、学生が勉学や人間形成活動に励める環境を整備する。 |
| 教育方針 |
| 医学科 Medical Course |
|
近年の著しい医学の進歩により医学知識は膨大なものになりました。そこで、知識の伝達に重きを置く従来の教育方法は明らかに限界に達し、「新しい方法」が模索されています。このような状況にあって、医学とは何か、その進歩のプロセス、現状、将来のあるべき姿を原点に立ち返って見つめ直し、学生諸君に医学を学ぶことの面白さと大切さを提示することが重要です。 本学部では、高度な医学情報化社会が到来する中で、学問への飽くなき好奇心を持ち、医学における真理の探究を志す学生を育成すべく努力しています。また、君たちが青春の情熱を燃やして心身を鍛え、友情を深め、一生の思い出になる学生生活を送れるよう、課外活動のための環境を整備し、学生と教員とのふれあいを大切にしています。 |
| 看護学科 Nursing Course |
| 混沌とした社会と医療界、少子・高齢社会などの看護を取り巻く潮流の中で人々の健康問題は複雑化し、価値の多様化が進行しています。そのため、看護学は、パラダイムを変革して、ヘルスケアニーズへの対応と期待が求められています。 本学科の理念は、豊かな人間性と高い倫理観に裏付けられた感性を育て、看護をグローバルな視点で捉え、人々の健康生活向上のために援助し、看護学の発展に貢献しうる創造力を有する看護専門職の育成を掲げています。具体的には、 1、 倫理的感性にとんだ人間性の涵養 2、 生命の尊厳・人権の尊重を基本とするため権利擁護能力の育成 3、 援助的人間関係形成能力 4、 対象者の自立と自己表現を支えるための創造力の育成 5、 チームワーク、マネジメント能力の育成 6、 国際交流活動を通して、学術的視野と社会的責任を培う 等を学生の育成目標としています。 この様な教育を行うことで、看護の実践・教育・研究者として、保健・医療・福祉などの人々とチームを形成し、看護の専門職としての役割を有効に発揮できるよう基礎的能力を培います。 |
