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耳鼻咽喉科学

研究室紹介

 耳鼻咽喉科は「耳」と「鼻」の診療科というイメージがありますが、実際にはその守備範囲は多岐にわたります。そこには聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚など多くの感覚機能が含まれます。これらは人間が健康な生活をおくる上で必要不可欠な機能です。また、聴覚や発声・構音はコミュニケーションの手段として重要な役割を担っています。呼吸や摂食・嚥下は生きていく上で欠くことができない機能ですが、中でも食べることは人としての大きな楽しみでもあります。このように耳鼻咽喉科は、人間が健康で豊かな生活をおくる上で欠かすことができないさまざまな機能を対象とした学問です。当教室にはこれらの各分野をまんべんなくカバーできる体制を整えています。また、意欲のある若い教室員も増えてきており、精力的に研究・教育・診療に取り組んでいます。

研究内容

 当講座の主要な研究テーマは中耳、内耳、睡眠時呼吸障害、音声、嚥下など広い分野にわたります。近年、薬剤耐性菌の1つであるMRSAによる感染症が増加していますが、慢性中耳炎も例外ではありません。そこでMRSAの遺伝子解析を行い、MRSAの由来と臨床的特徴を解析し、患者ごとに最適な治療法選択につなげています。また、内耳の恒常性維持に関わる水チャネルの分布様式や機能的役割を解析し、メニエール病をはじめとする内耳疾患の病態解明を進めています。睡眠時呼吸障害は成人では循環器疾患や代謝性疾患の要因となるほか、小児では身体や情動の発育を阻害することから、近年、注目されています。これに対しては終夜睡眠ポリグラフなどによる睡眠動態の解析と治療適応基準の作成に取り組んでいます。音声ではジストニアの一種である痙攣性発声障害の疫学調査、診断基準と重症度分類の作成を行ったほか、音声認識による診断支援ソフトの開発を進めています。また嚥下障害では、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査による嚥下障害の定量的評価、薬物治療や外科的治療の有効性評価と適応基準の作成、嚥下音やコンピューターシミュレーションによる新たな嚥下機能評価法の開発にも取り組んでいます。

スタッフ紹介

耳鼻咽喉科学講座

教 授:兵頭 政光 〈研究者総覧へ〉
准教授:小林 泰輔 〈研究者総覧へ〉
助 教:青井 二郎 〈研究者総覧へ〉
助 教:伊藤 広明 〈研究者総覧へ〉

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

科長・教授(兼):兵頭 政光 〈研究者総覧へ〉
副科長・准教授(兼):小林 泰輔 〈研究者総覧へ〉
講 師:小森 正博 〈研究者総覧へ〉
助 教:弘瀬 かほり 〈研究者総覧へ〉
助 教:松本 宗一 〈研究者総覧へ〉
助 教:長尾 明日香 〈研究者総覧へ〉
高知大学医学部 耳鼻咽喉科学教室

高知大学医学部 耳鼻咽喉科学
http://www.kochi-ms.ac.jp/~fm_otrhn/

TEL:088-880-2393
FAX:088-880-2395