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公衆衛生学コース

1.目  的

 公衆衛生学コースは、情報医科学コースと環境保健学コースを統合することで、独自の強みである医療情報のデータマイニングやICTによる医療情報システムの構築にも強い予防医学・地域医療学の専門家を養成し、ビッグデータの蓄積によりパラダイムシフトが求められている公衆衛生学分野の変革に対応できる専門人材の供給を目指しています。これに加えて、全国的に専門家が少なく、需要も高い生物統計家の養成、次世代シークエンサーの登場によって需要が急速に高まっているバイオインフォマティシャンの養成を目指します。この分野について集中的に履修可能な情報医科学集中型カリキュラムを設定し、情報医科学の手法を生かしつつ、疫学、環境保健学、医療政策・医療経済などの方法論の必要な分野に適用できる専門性を習得します。

公衆衛生学コース(1年コース)
 パブリックヘルスマインドを持った医師等の人材が必要とされている職場は、日本中、世界中に数多く存在しています。医科学専攻公衆衛生学コースは2018年度から開設し、四国で唯一の修士(公衆衛生学)の学位を授与することができる教育体制を整えており、そうした教育環境、ノウハウを活用し、2年以上の実務経験を有する医師等を対象として、医療・公衆衛生領域で活躍できる高度専門医療人を育成します。学位として欧米のMaster of Public Health (MPH) に相当する修士(公衆衛生学)は、公衆衛生全般についてのスキルを習得したことを示すことができるため、将来、国際機関、外資系の企業、海外のNGO等で働くことを希望している医師等にとって、また、医療・公衆衛生領域を専門とする医師等にとって、即戦力であることを印象づけることができます。

2.アドミッションポリシー

【知識・理解】

医科学に関連する自然科学ないし人文社会科学分野について、学士課程修了相当の基礎的な知識と文献読解力を有している。

【思考・判断】

既得の基礎知識をもとに、医科学のトピックスの概要を理解し、自らの研究課題を提案できる。

【関心・意欲、態度】

・公衆衛生学コース
公衆衛生学の5基本領域である疫学、生物統計学、環境保健学、医療政策・医療管理学、行動科学の知識と技能を活かして、医療データ分析、地域医療、災害医療、国際保健を含めた公衆衛生の実務において指導的な貢献を果たす意欲を有する。
・公衆衛生学コース(1年コース)
① 中央行政機関、地方自治体等において、環境に起因する疾病の対策に取り組みたいと思っている人
② 膨大な医療情報から、データサイエンティストとしての専門知識を活かして診断、治療、予後に関する実務及び研究に取り組みたいと思っている人
③ 臨床試験と臨床研究を専門的視点で実施するために必要な知識と技能の身に付けたいと思っている人
④ 地域医療・地域保健の現場で、社会との関わりを重視して、疾病の予防、診断、治療に取り組みたいと思っている人
⑤ 産業医、産業歯科医、産業看護職、産業衛生技術者等の産業保健スタッフとして、職場の疾病予防対策に従事したいと思っている人
⑥ 環境に起因する疾病の予防、診断、治療に関わる研究に従事したいと思っている人
⑦ 国際機関において、環境に起因する疾病の対策に取り組みたいと思っている人
⑧ 疫学的手法や電子化保健・医療データの解析手法の知識・技術を活かして、環境、食品、製薬や臨床検査機器関連企業等で活躍したいと思っている人
⑨ 電子化保健・医療データの解析手法や医療情報システムの知識を活かして、医療管理の分野で実務家として活躍したいと思っている人
⑩ 疫学的手法や電子化保健・医療データの解析手法、医療情報システムの知識を活かして、医療系IT企業で活躍したいと思っている人

【技能・表現】

医科学に関する自らの興味について、口頭や文章によって簡潔かつ論理的に伝えることができる。

3.研究指導教員及び主たる研究内容

詳しくはこちら高知大学医学部